§関連するトピックス§

借地権と底地権を「等価交換」する場合

借地権と底地権を「等価交換」する場合

借地権と底地権を等価交換することによってそれぞれが完全な所有権を取得しあうことですが
実際には等価交換は難しいものです。と言うのも、土地の等価の定義が難しいからです。
土地は分け方によって価値が変ります。道路に面している土地と奥地の土地では土地の評価がまるで異なり、それに用途地域や建ぺい率や容積率や高さ制限等の条件おいても違って来ます。


条件が違えば、土地の評価も変ってくるため、その評価をめぐって難しい問題が生じるのです。
机上の数字と実勢価格がかけ離れていることが良くあり、地主か借地権者のどちらかが不満を持って話がまとまらないケースが多いのです。

例えば、利便性の高い商業地域では借地権割合が80%、底地割合が20%といったケースも時々見られますが、この割合に応じて等価交換を行った場合、地主の所有する土地の方が小さくなってしまいます。それでは常日頃から借地権者に不満だらけの地主が絶対納得しません。
話の場が持てないどころか、まとめられません。これでは話は一歩も進みませんから、
「半々に分けましょう」と提案すると、今度は借地権者が納得しません。(80%の土地が自分の所有権になるかもと皮算用していたからです。)

このような事情からお互いが歩み寄って、70%対30%だったり、60%対40%や50%対50%などの割合に修正したりするのですが、双方が合意しない限り等価交換は成立しません。現実的に、
地主と借地権の合意はなかなか難しい問題です。双方が妥協しないと絶対まとまりません。


§関連するトピックス§