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6. 飲食店・居酒屋をやりた

飲食店・居酒屋をやりたい

飲食店や居酒屋を開業したいと考えている方が一杯います。
不況だから開業者は少ないのではないかと考えるかもしれませんが
現実はそんな事はありません。
実際には不況になってからの方が多く、
バブル期をしのぐ勢いなのが飲食店の開業熱なのです。

飲食店と言ってもその業種・業態は種類が色々です。
特に開業熱が多いのが居酒屋です。
何故、居酒屋の開業希望者が増えているのか考える場合、
自分自身が友人や同僚と良く居酒屋に行っていた単純な
理由からに外らないのです。
実際、居酒屋は今まで飲食店で働いた経験のない素人の開業者でも
利点が多いのです。



利点1.何と言っても居酒屋は、
客付きがいいと言うことです。
仕事帰りに一杯、友人と一杯、恋人とでも居酒屋に行く機会は
誰でも日常茶飯事にあります。
しかも、お客さんに気に入って貰うと
常連客になって行きます。

利点2.居酒屋は夜だけでなく昼間もランチの営業もできます。
営業時間が長く取れます。多くの業種が客数の減少に窮しています。
いかし、客単価を上げる事は難しい中にあって、
居酒屋は客単価アップの商売がやり易いと言うことです。

利点3.居酒屋は業種・業態の幅が広いと言う事です。
焼き鳥居酒屋・おでん居酒屋・刺身居酒屋・大衆居酒屋等の
昔からある業種の居酒屋から、
カフェ風居酒屋・ダイニング居酒屋・
ワインバー居酒屋等々
最新の業種まで色々あり、
業種業態の選択の幅が広いのが居酒屋系飲食店の特徴です。

従来からある業種・業態に酒と肴を付ければ新しい居酒屋が出来ます。
最近ではカラオケ居酒屋・団塊世代居酒屋の看板も見られます。


利点4.素人や女性でも調理が出来れば出来入り易い業種であります。

利点5.居酒屋はどんな時代が来ても不滅な商売と言えましょう。
昔からの焼き鳥店が焼き鳥居酒屋となっても人気があるのがそれを証明
しています。
このように居酒屋飲食店は多くの利点を持っています。
ですけど開業するに当たっては甘く考えてはいけません。
利点が多い反面、競争も厳しいのです。安易な開業はリスクを伴います。


居酒屋を開業するには、大きな資金が掛かります。

店舗は賃貸で借りなければなりません。内装費も相当かかり、
厨房設備費・空調設備費・什器備品費も予想以上に掛かります。
お金は当然掛かりますが、大きな資金が無ければ出来ないかと言えば、
そうではありません。

発想を変え、知恵を働かせば、小資金でも居酒屋は出来ます。
店造りや業種・業態選びに工夫し上手な資金造りのやり方をすれば、
大きな資金が無くても
少ない資金しかなくても素人・女性でも
繁盛店を造る事が出来るのが居酒屋系飲食店でもあるのです。


今や居酒屋は、小資本の個人企業だけの市場ではありません。
大企業も多角化の手段として居酒屋を狙っていますし、
既に成功をしている企業体もあります。
大規模店・大規模チェーン店の出店拡大攻勢も頻繁に行なわれています。
これからの居酒屋は、大資本を持つ大企業とも戦わなければなりません。
 

それを言うと、たとえ店を開店しても持たないのではないかと
不安を感じる人もいると思いますが、
それを恐れる必要はありません。
居酒屋は価格だけで戦っているわけではありません。
又、どんな商売も皆が成功する事は絶対ありません。



居酒屋は、勝ち組と負け組み、それと泣かず飛ばずに分別されます。
居酒屋は、大いに儲かっている10%の勝ち組のお店があります。
それに30%~40%泣かず飛ばず組で、
余り利益は無いけど、食べていくのに問題はないお店です。
そして、およそ半数のお店が経営が苦しく出来たらお店を閉めたい
と考えていると言われます。


でも閉めるのに
閉められない事情を抱えているのです。
お金の問題です。お店が何百万円かで売れたら閉められます。
開店に掛かった費用の20~30%が居抜き店舗の相場です。


居酒屋を開店するにも30坪1000万円の資金が掛かります。
2~3年は常連客を造るのに苦労します。借入金の返済も大きく
資金繰りにも苦労します。
段々精神的に参っていきます。
そして、遂にお店を閉めたいと決心していくのです。
お店を開店しようとする方は、居抜き店舗でスタートする事です。
 
居抜き店舗でのスタートは、経営リスクが1/3以下で済むことです。
資金繰りで余り苦しむことなく、後は繁盛店造りに集中するだけです。
例え、店を閉める事になったとしても買った価格位では売れるでしょう。
居抜き店舗でスタート出来る事は、リスクが少ないという事です。

小資本の小型の居酒屋は、小型の利点を活かして差別化を考えるのです。
大企業の居酒屋がは出来ない特徴を発揮するのです。

居酒屋と言う商売はまだまだ将来性は高いと言えます。
異業種の大企業ですら出店を狙っています。
今から居酒屋を考えている方は躊躇する事はありません。



飲食店は厳しい競争世界です!

居酒屋は誰にも気軽に始められます。誰でも儲かると思われがちです。
しかし、商売は傍から見えるほど簡単ではありません。思った以上に
厳しいものです。
儲かったとしても利幅はそんなに出ません。
1人当りの売り上げは、高くは望めません。約2,500~3,000円位です。

儲けようとすれば、味や食材は落とせませんから、客席を増やすか
回転率上げるしかありません。
店を簡単に広げる訳にはいきません。
資金も掛かりますから無理です。
無理に回転率を上げようとするとお客さんは来なくなります。


居酒屋は簡単に開業は出来ますが、新たな開業者も出て来ます。
独自のアイディアや商品開発をしても直ぐ真似されてしまいます。

居酒屋のリスクは、近所に同業の店が出来る場合があります。
すると、売り上げが半減する事もありえます。

居酒屋は15坪位でも 最低でも500万円以上の資金が掛かります。
店舗の種類によってはさらに資金が掛かることが出て来ます。

店舗面積・客席数・客単価・営業時間で売り上げが制限されます。
仕事が人の手による為、利益率を挙げにくい業種でもあります。

飲食店・居酒屋は長時間労働の立ち仕事で肉体的に厳しい仕事です。
休めば収入が入って来ません。ゴールデンウイーク・年末年始など
皆が休みのとき仕事である事が多くなります。



沖縄開発金融公庫
によると、飲食店の開業後5年以内の廃業率は25%位です。
これは開業して5年以内に4人に1人が店を閉めている事です。

その内、利益を挙げ切れる飲食店は70%以下とも言われます。3/4×70%=52.5% 
これは「開業して利益を計上して成功している飲食店は約50%位しかいない」と言うことです。居酒屋は開業はし易いが、成功の確率は低い事が分かります。

飲食店特に居酒屋を開業する事は、リスクとの戦いでもあると言う事です。
その事をはっきり認識する事が、飲食店経営を成功する道を進んで行けるのです。

飲食店・居酒屋を廃業のリスクを減らすには借り入れを多くしない事です。
新規に開業した25~30坪規模の居酒屋でも1,000万円位は掛かっています。
それが居抜き店舗で市場に出てくる時は、その資金の大抵30%位まで下がります。

逆に居抜き店舗を利用して開業できれば、成功の確率はグーンと高まります。
まさに居抜き店舗の活用は成功への近道と言えるかも知れません。

居酒屋系飲食店は局地戦です。
経営は大変厳しい仕事ですが、一国一城の主になれ大きな魅力の仕事でもあります。
自らの力で事業を立ち上げ思いどうりの経営が出来ます。
苦労して身につけた料理・接客技術を試す機会があります。

ブランド力・知名度・規模・組織が無くても大手とも対等に戦えます。
店が評判を得、顧客の支持を得ることが出来れば、2号店・3号店も展開出来ます。
頑張れば頑張った分収入が増える点は、勤め人には味わえない魅力でもあります。
お店の周辺徒歩で5・6分位、車でも10分程度の狭い地域が商圏です。
お店の評判が上がってくれば必然的にその商圏も広がって行きます。

個人店であっても大手のチェーン店ともまともに対等に戦えるのです。
売り上げはほぼ全て現金です。売り掛けでもクレジット払いであるので未回収は殆どありません。一方、仕入れの支払いは、買掛金による後払いです。ですから、資金繰りが楽です。
原価率が低く、粗利益率が高いので経営の自由度が高まり利益を出し易くなります。
難しい資格や技術がなくても本気で取り組めば成功する可能性があります。

商材を自らから考えた商品に加工して提供するので努力し甲斐があります。
厳しい評価も出てきますが他業種ではなかなか味わえない楽しみがあります。
成功させる為には商品・サービス・清潔さの3つは絶対条件です。


飲食店を開業する時、絶対必要となるのが、
開業資金・飲食店の経験・周りの支援・家族の理解・情報収集です。

先ず、開業資金です。
開業するのに大雑把な計算ですが、お店の面積1坪当たり30~50万円位掛かると言われます。店の賃貸借契約もします。その時多額の金額が必要になります。
開業資金は大都会・商店街・繁華街・ビジネス街・住宅街等によって変ります。

商店街・繁華街・ビジネス街等は昼夜活動人口が多いエリア程、地価が高くなると共に、家賃始め敷金・権利金保証金も上がります。反対に住宅街では低くなります。

しかし、地方では飲食店でも保証金はなくて権利金・敷金を何ヶ月分位です。
沖縄ではビジネス街でも家賃の5~6ヶ月分では済みます。

又、飲食店は内装費・外装・厨房・空調設備・什器等諸々含めて1坪当たり35~50万円位です。
30坪の飲食店を開業するには1,000万円位の資金が必要になるわけです。
その内、自己資金として1/3程度は必要になります。
とにかく飲食店の開業考えるなら資金を準備しておく必要があります。


次は飲食店の経験です。
飲食店に勤めた経験が全く無いのに直ぐ開業と言うのは無謀です。
開業をする前に1度はアルバイトでもいいから飲食店の現場の経験をしたいものです。
飲食店開業の目的があるので非常に勉強になるはずです。

飲食点現場の経験がない方が飲食店を開業した場合の廃業率は約25%です。
まさに、飲食店は4人に1人がお店を閉める結果になっていのです。
飲食店の開業は、現場の経験が如何に重要かを物語っています。


そして、周りの人々の支援も重要です。
飲食店の開業は周りの方々の支援が絶対必要です。
飲食店を成功した方々は、知人・友人に助けられた経験を持っています。

お客を紹介して貰ったり、職場の同僚を連れて来たりしてくれます。
資金繰りが困った時にはお金を貸して貰ったりする事もあります。
飲食店の経営は周りの方々の理解・信頼・協力があって初めて成功出来るのです。


さらに、家族の理解です。
飲食店の経営は成功するという保障は全くありません。収入も不安定になります。
飲食店は夜が遅いので肉体的にも大変きつい仕事です。家族の生活サイクルも不規則になります。そのような環境下で飲食店の仕事を行なって行くには家族の理解が絶対不可決です。困難の局面に遭遇したとき家族の支えが何より1番心強いものです。


最後に、情報収集です。
飲食店は過当競争の世界です。情報収集が成功率を高めるカギになります。
飲食店関係の情報番組・グルメ雑誌・ネットのグメ店情報等沢山のメディアが
飲食店情報を発信しています。それらの情報を見て客が来る時代にもなっています。

それは飲食店経営がこれらの情報を如何に活用するか考える時代です。
そればかりか自分のお店の情報を逆発信する事を考えるくらいじゃないと
飲食店厳しい競争に勝ち残れません。常に最新情報にアンテナを張り巡らせておく必要があります。

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