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沖縄では地震は少ない?


縄では地震は少ない!
という言葉のニュアンスは、どうやら人によって少々違いがあります。

ある人は、地震そのものが無いといい、
別の人は、小さな地震はあるが大きな地震は来ないと言う。
さらに別の人は、確かにかつては大きい地震も来たけど、
   その割合は、本土よりずっと少ないと言っているのである。

この「地震が少ない!」と言われるのは、
実は被害自身に重点を置いているということです。

海や砂漠などの人の住まない所では、
地震はあっても、人命や家屋等に殆ど被害がないので
無被災地震となり、一般の人にとっては、無かったのと同じなのです。

「理科年表」には、日本付近での被災地震の一覧表が載っています。
これを見ると、沖縄に大きな地震が無いという考えは誤りである事が分かります。


沖縄を襲った地震の中で最も被害が大きかったのは、八重山地震津波(1771年)で、
マグニチュードは推定で7.4でこの地域の人口の1/3に当る約1万人の死者
がでた記録があります。 約240年前の事です。

19世紀以降、琉球列島の被害地震のうち、県内の記録は数回であります。
長さ600kmにわたる列島で、180年間にわずか数回というのは確かに
少ないと言えるがなぜ沖縄では被害地震が少ないのだろうか?と考えると、

琉球列島は過去に沈降して、細く切れた小さな島の
連続になってしまったため、
長さの割に面積が少ないのであります。


これを本土と比較してみると、

例えば、よく地震被害に見まわれる
東北地方と比べてみると、
東北地方の幅は、平均150kmもあります。
これが琉球列島と同じ600kmの長さが続けば
600×150=90,000k㎡の面積になります。


一方、
沖縄県の面積は、全部で2,250k㎡で
これは、90,000k㎡の1/40に当ります。
従って地震が列島を含むようにアチコチで、不規則に発生すれば、
東北地方では、かなり多くの人が住む地域に「命中」するのに対して、


沖縄では大部分が
海底地震となり、
人の住んでいる陸地に当る確率は、東北地方の1/40となるのであります。
これが、沖縄では被害地震が少ない、つまり地震が少なくみえる理由であります。


先立って那覇市で
戦後最大と言われる地震がありました。
ほとんどの人が非常に恐怖を感じた!と言われます。 ところが震度は4でした。
これ位、沖縄では大きな地震を体験した事がないのは確かではあります。

しかし、今回東北の超大地震と超大津波が、
1000年に1回起きるかどうかの大災害が、今年3月事実起ったのです。
過去に起こった事は必ず繰り返されると言われます。

それ故沖縄では地震は少ない!大きな地震は起こらない!
と決め付けて考えるのは、絶対考え直さなければなりません!
事実240年前に八重山で大津波が有ったのですから!

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