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液状化現象とは

        

        

        

        

        

       








平地での地盤の液状化


全国いたる所で埋立地が存在することは言うに及びません。
こうした場所では、埋立てに使った水を含んだ土砂が
地震による振動を受けて流動化し、地表面の弱い所から噴き出します。
噴き出た砂を噴砂と呼びます。

地表に砂が噴き出せば、
地下はその分「カラ」になるから地面が沈下することになります。
この時沈下は不均等に起きるので、地表は波を打ったようになります。

又、大きい建物や橋脚を造るとき地下の支持地盤まで
パイルを打ち込むので周囲が沈下してもそこだけは元のままでいます。
杭を打った部分と、沈下した部分との間で大きなひずみが発生します。
その結果、地下に埋設して建物とつながっている
水道、下水道、ガス菅などが切れる事故が生じます。

11年3月の起った東日本巨大地震で
千葉県安浦市では市内の3/4を占める埋立地で液状化現象により、
断水と下水道使用制限、ガス供給停止の「三重苦」を抱えています。

高級住宅地として人気を集めて来たこの町は、
波打つ道路、傾いた住宅や電柱数え切れない地割れや陥没など、
又、街中に積み上げられた泥土の山等々無惨な状態になっています。

公共部分のインフラは自治体がやるにしても、
傾いた住宅などはどうしても個人で修復するしかありません。
ジャッキで一応元に戻す事は出来ますが、
又同じような地震が来ると同様な現象が起こるでしょう。
しかし、修復が出来ないとなると・・・もう考えたくありませんね!

埋立地で沈下による被害を受けないための条件は
土砂に含まれている水が少ないことであります。
サンドレインやペーパードレン工法等により、水をよく透す材料を
地価から地表まで通し中の水を抜いて沈下を人工的に早く進行させます。

水が抜ければその分体積が収縮するから沈下するのであります。
関西空港ではこの工法で、放置すれば100年かかる沈下を
2年間で起こさせ、その後に建物を造ったと言われます。しかし
それでも関西空港の不等沈下には、毎年莫大な費用がかかっています。

沖縄でもいたる所の海岸沿いで埋立工事が行われ
新しい街が造られています。旧市街地は殆んど山側でしたが
現在発展している市街地は、区画整理された埋立地に変わりました。

沖縄では、戦後被害を与えるような大きな地震は
来てないのですが、本土のように頻繁に強い地震が繰り返されたとしたら
確実に液状化が起き、不動産の相場も変わっていたでしょう。


今回起きた災害、被害を教訓にして
もし、沖縄において不動産を求める際には、
地震が来ても、津波が来ても、台風が来ても、大丈夫かどうか?
ということを念頭におく必要があります。

不動産業者のセールストークで
うっかり危ない土地を買ってしまったばっかりに、すべてを失い、
借金だけが残った、という悲劇は各地にある事を認識して欲しい!
一生に1回か2回の物件選び、慎重に慎重に検討してください!。




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