飲食店を開業するに当たって、1番に考えるのは、何と言っても「立地」です。
飲食店は、1に立地・2に立地・3に立地、と言われる位、立地は最重要です。
飲食店は、立地の選定をを誤らなければ、まず半分は成功したようなものです。
次に、「開業資金」の問題です。
開業する為にどれだけ自己資金を準備しているかです。
新規に開業するには、15坪位でも700~800万円は掛かってきます。
殆どの方が自己資金が足りません。足りない分は、金融機関からの借入れになります。
借入れ額が多ければ多い程、開店してから返済が厳しくなります。
ですから、新規開店の1/3程の資金で済む「居抜き店舗」での開店がいいのです。
それだけ資金回収が早まりますので、経営のリスクが少なくなります。
3番目は、「家賃」です。
家賃は毎月必ず出て行くお金です。開業資金以上に重要な課題です。
家賃は、賃貸契約の際にも関係しています。
沖縄では、スケルトン状態から造作設備する場合を除いて、契約時に、
権利金:1ヶ月、敷金:1~2ヶ月、前家賃:1ヶ月、仲介手数料:1ヶ月、
家賃保証会社:0。8ヶ月、室内火災保険料等で、5~6ヶ月位必要です。
これらは、全て1ヶ月の家賃が基になっています。
最後に、「集客」になりますが、
これは立地がいい処は、集客がし易い処です。
飲食店の場合一般的には、ビジネス街や繁華街が好立地とされます。
沖縄は、車社会ですから、駐車場があるかどうかが、非常に関連してきます。
即ち、立地がいいとは、駐車場があって集客がたやすい事と同義語です。
ですから、立地が良ければ、繁盛店への素地はあり、後はやる本人の問題です。
当店舗物件の上間地区では優れた「好立地」の類でしょう。
当居抜き物件は、国道329号線と那覇東バイパスの交差点(一日橋交差点)近くにあります。
その交差点から与那原町向けに100Mの処に「洋服の青山・那覇一日橋店」があります。
その直ぐ手前を左折し、約70mほど入った所にあります。店名は「時の屋」と言います。
物件の前面に遮る建物がないので、国道からでもお店をはっきり確認することができます。
又、国道沿いには、お店「時の屋」の目立つ看板も設置してありますから、お店の認識度が高まります。
当居抜き店舗物件は、最初の開店から10年余になります。
その間に1回「居抜き店舗」で店主が変わった経緯があります。
最初の開店は喫茶店だったせいか、窓も適度に取られて明るく、清潔感があります。
内装は、壁面はレンガ積み、床は木材を使用し、カントリー調の雰囲気が残ります。
現在、夜は居酒屋で、昼間はカフェ風の飲食店をしていますが、違和感が全くありません。
店内には、掘りごたつ式の4名テーブルが3台、4人掛けテーブル2台、6人掛けテーブル1台、
カウンターに5席で総客席は、30席程になっています。
それから、さらに12・3名程を収容できる・個室のカラオケ専用ルームも備えています。
一般的に、人はお酒が入ると歌いたくなります。1曲100円ですが、1人1000円位も歌います。
点数が出るのでお互い500円程掛けて勝負したりして、喉が渇れるまで歌っているそうです。
上手く活用すると、家賃位は稼いでくれるそうです。
一方、厨房も適当な広さで働きやすい動線となっています。
厨房機器も業務用の冷凍・冷蔵庫だ2機を始め、台下冷凍・冷蔵庫も2機ありましたが、
今回、台下冷蔵庫、製氷機、食器洗浄機も新規に購入され、完璧に揃っております。
団体客から少人数のお客様まで、臨機応変に対応出来るお店の造りになっています。
このお店の最大な強みとして、広い駐車場が挙げられます。
商店街、ビジネス街なら駐車場はなくても大丈夫でしょうが、
当物件一帯なら駐車場は、必須条件です。普通、路面店では5・6台確保出来ればいい方です。
しかし、当店舗物件は15台以上もありますから、飲食店や居酒屋の立地条件としては最上の類です。
周辺には民間の大型店が多く、学校や公務員関係の職場が混在し、
これらの職場関係の歓送迎会・慰労会・忘年会・新年会・ゴルフコンペの打ち上げ・
野球チームの祝勝反省会、模合などによく利用されているそうです。
当店舗物件は最初の開店から経営者・店名が変わっても10年余になるので結構知られています。
通常、常連客をつくるまでに少なくとも2~3年は掛かるといわれます。
当店舗は、現在「営業中の居抜き店舗」なので沢山の常連客がいらっしゃいます。
このままお客様を引き継いでいけたら、それが1番良い引き継ぎ方なのです。
当物件の家賃は、お店が30坪で駐車場が15台以上も付いて15万円です。
当居抜き店舗物件を200万円で購入継承し、さらに、300万円位の内装・外装代掛け、
製氷機、台下冷蔵庫、食器洗浄機をリース(約35,000円)で組んでいますので、
それの引き継ぎも売却条件になります。
当店舗物件は昼間は飲食店で、夕方からは居酒屋で営業していて、経営は順調でしたが、
身体を壊しての譲渡です。駐車場がこれだけあるから昼間もお客さんは呼べますが、
決しての無理はしないで頂きたい。昼間と夜間の一方は、割り切って誰かに任すべきです。
他方、もし、リフォームを考えるなら、看板(時の屋)の掛け替え位のものでしょうが、
現在の下地がありますから、上から貼れば、掛っても15万円位では収まるでしょう。
綺麗なお店にすればお客が増えるものではありません。
経営の大敵は、借入金の大きさで出来るだけ借入金を少なくすることです。
この造作設備譲渡額は、250万円ですが、決して高くはないと思います。
このクラスのお店を新規に造るには、裕に1,000万円は掛かります。
しかも、駐車場が15台以上も付いての話です。先ず、滅多に出て来ません。
当店舗物件は繁盛店なれる素地を持っています。後は誰がやるかです。
オーナー様が急いでいるため、この価格になりました。
弊社が総合的見地からすると250万円の資金は直ぐ取り返せます。
お買得物件の類です。あとは踏ん切りです。決心することです。
資金が足りなければ、県の創業者資金支援制度があります。ご相談下さい。
もし、集客に心配があるなら、弊社も全面的に応援します。
連絡お待ちしています。