当物件は、約1ヶ月前に買い手が決まって契約・決済の準備をしていたのですが、突然その本人が電話を取らなくなってしまいました。そんなハプニングもありまして、譲渡人としましては、次の準備もあるので思い切って価格を100万円まで下げる決心をしました。
ちょっと荒っぽい造りになっていますが、少しばかりの改装で見違えると思います。
これだけの造作・設備をした居抜き店舗を100万円はまずありません。早い者勝ちです!
以下のコメントは、250万円で売り出し時のコメントです。
当店舗は前島2-14-1に位置します。
泊埠頭前交差点(とまりん前交差点)から牧志に向かって200mの信号近くです。
前面道路は久茂地の川沿いの一方付通行道路→泊小学校前→新都心に通ずる道路で、
交通量が多い幹線道路の路面店ですのでお店の名前は結構知られています。
店舗の専用面積:20坪、家賃:10万円、造作設備譲渡金:250万円も適正価格と思います。
全くの空店舗から800万円を掛けて開業した営業歴2年のお買い得物件です。
当店舗はお客さんが少なくて経営が行きづまってお店を譲渡する訳ではありません。
その真逆で、常連客に自分なりの納得の行く対応が出来なくなりお店を閉める決意をしたのです。
本人としては当店を売却した暁には、1人でお店が切り盛り出来、常連客を納得が行く“おもてなし”が出来る10~12坪位の小さな全席カウンターのお店を再開店したいとの事です。
当店舗の特徴は今日では珍しくなった炉端焼き風のコの字に造られています。
魚をさばいたり、料理をする厨房をコの字形のカウンター18席が取り囲んでいる状態です。
お客さんとの距離が近くコミュニケーションが取れ常連客や団体客も増えて行きました。
嬉しい反面、少なくとも料理人が最低2人はいなければお客さんの注文に間に合わせられません。
もう1人の料理人が確保出来ず常連さんにこれ以上迷惑を掛けられないから閉める訳です。
お客さんが少ないお店からすれば何を贅沢な事を言っているんだ!とお叱りを受けそうですが、
本人からすればこのことが真剣な悩みだったそうです。
お店を繁盛店にするには、まず誰がやるか?に尽きます。
店主・オーナー様の資質・性格・物の考え方等が大きく物を言います。
その条件を備えた方が何をコンセプトにするか?です。他店舗との差別化です。
前のお店は常連客が多かったとか少なかったとか、団体客が少なかったとか、料理が美味しくなかったとか等々、色々な理由がありましょうが、次お店を引き継がれる方には全く関係ありません。
飲食店系居酒屋には金・土の週末は団体客を始めお客さんを断るほど賑わうが、
月・火・水・木のウィークデーは閑古鳥が鳴いているお店が結構あります。
多分大半がそうでしょう。
しかし、4~6人席の個室風に造りウィークデー・ウィークエンドに限らず
常時予約で満席になるほど賑わっているお店もまた沢山存在しているのです。
繰り返しますが、お店を成功させる・繁盛店にするには、前のお店の繁盛点云々は関係ありません。
誰がやるかです! 他店舗と差別化出来るかです!
この居抜き店舗で成功を目指す方の出現を待っています。
資金が足りない方には県の創業者支援資金制度の活用も出来ます。
繁盛店を目指す方のコンサルタントも無料で行っています。お気軽にご相談下さい。 担当:金城