当物件は西原町字我謝802番地で、西原町の1番南端部で200~300m先はもう与那原町です。
国道329号沿いの試験場跡地の裏通りにあります。
試験場跡地は空き地になっていますので、国道からも店頭の看板がはっきりと見えます。
案内は試験場跡地の直ぐ裏と言えばまず間違えません。当店舗は焼肉のお店です。
専用面積は30坪で家賃は14万円はまあまあですが駐車場が15台もあります。
飲食店で成功するには何といっても言っても先ずは立地を何処にするかです。
“立地が上手く行けば、成功の半分は達成したようなもの”と言われる位、立地選びは重要な命題です。
繁華街やビジネス街の立地なら駐車場が無くても集客出来ますが、町外れなら駐車場は絶対条件です。5~6台もあれば好条件の方です。ましてや15台付いての14万円の家賃は格安の類です。
当店舗の造作においては、空店舗・スケルトン状態から造作設備して1,000万円以上も掛かっています。この度、オーナー様の地元浦添市で開業することになり やむなく西原の当店舗を手放す事になりました。
当店舗のオーナー様は以前お肉の卸しの店に勤めたことがあり、肉には精通した知識があり
北海道産牛肉の美味さに惚れ込んだそうで、何時か焼肉店を開店するならこの肉だと決めていたそうです。
現在その牛肉を直で仕入れてお店で出していますが、お客さんからは好評を頂いています。
北海道の遠方からの仕入れですから、大雪・台風等の自然現象にも輸送が影響される事が多多あります。
業務用の冷凍庫位では安定的に仕入れる事が難しいので、冷凍室180万円掛けて造っています。
よって、お肉の卸し店も出来るそうです。
お店を手放す理由はと言うと、開業して僅か1年ですが、この地域性の強さに起因しているようです。
オーナー様曰く、那覇市位の街になると、本土の大企業の支店等が沢山ありそこで働くビジネスマンもあらゆる地域の方がいます。観光客にしても全国から来ますし、中国・台湾・東南アジアからも来ます。
そこで誰がお店するにも、沖縄だろうがヤンバルだろうが、何処の県の出身だろうがこだわりません。
オーナー様は浦添市出身であらゆる田舎からの寄留民が多い中で育ったので、余り気にしてなかったことが、田舎に行けば行くほど同郷・同窓出身のこだわりが強く、ここ西原でもまさしくそれを感じたそうです。
当店に来客するお客さんは、殆どが西原町か与那原町の地域の方が殆どだそうです。
そこでお客さんから気軽に声を掛けてきますが、殆どが出身地を聞くそうです。
地域の出身でないと聞くと、ああ、そうですかーと話が続かないそうです。
そこで“立地を間違えた”と確信し、この度、思い切ってお店を譲渡する決心をしたのだそうです。
オーナー様曰く、「当店は西原町か与那原町の出身の方が経営したら上手く行く気がする。
焼き肉屋は材料を出せば後はお客さんがマイペースで焼きながら食べて下さるので楽ですが、お肉は毎日食べられるものではありません。そこで普通の居酒屋料理も出したら客も増えると思う。出来たら、夫婦でするのが望ましい」と言っています。
造作設備譲渡価格が390万円と、居抜き店舗の相場からすると 少し割高と思えるかも知れませんが、如何せん造作設備がまだ1年の新品同様ですから買われる方はラッキーと思いますよ。
資金が足りなくて公庫又は県の創業者支援資金制度を利用なされる場合は、先ずは弊社にご相談下さい。弊社は繁盛店に成る為
のコンサルタントも無料で行いますので、その際はご相談下さい。