当物件は那覇市字小禄3-6-5にあります。
小禄交差点からトンネルを抜けて豊見城市に至る県道7号線に面します。
開業してから7年にもなりますから常連客は相当数いらっしゃいます。
しかも幹線沿いですから認知度は結構高いと思います。
この度の譲渡理由は・・・
現オーナーは、豊見城市にも当店と同規模の居酒屋を経営しており、その店が大変忙しくなっています。さらに、この度縁あって三重県の某市の駅近くで、沖縄の特性を活かした居酒屋を開店する事になりました。
年が明ける頃を目途に目下改装中と言うところです。
そしていざ開店となれば、当分は三重県の方に力を入れなければなりません。
その後においてもオーナーは那覇と三重県を行ったり来たりで大変です。
色々考えた挙句、これだけの規模の3店舗を自分1人で経営・管理して行くことがとても厳しくなると判断し、思い切って当店を譲渡する事を決めたのです。
当店舗は専有面積が約80坪もあり、カウンター席も含めて、80席は余裕で用意できます。
家賃は、お店の専有面積の広さゆえ35万円と高めですが、1階の全フロア分の駐車場15台分も含まれます。 坪単価となると、350,000円÷80坪=4,375円となります。 この近辺の相場は6,000~7,000円位ですからかえって安いくらいだと思います。集客さえ出来れば十分ペイします。
沖縄の居酒屋は12坪~16坪位、そして25~30坪位の規模が多く見られます。
30坪は大きな部類です。30坪のお店でも、収容できる12~3名規模の団体客はせいぜい2席のものでしょう。後は複数の4~6名席の組み合わせになります。
どこのお店も週末の金・土には団体客の予約が重なります。しかし、団体席は1~2席しかないので、後の予約の方は断る事になります。折角のお金を落として下さる常連のお客様なのに、これではお金を損した気分になります。お店がもう少し広かったらと悔やみます。平日と平均化出来たらと誰でも思っています。つまり、平日は個人客の来客が頼りになります。
当店は、4人席テーブルと、30名対応の堀こたつ席も含めて、個人~30名規模でもフレキシブルに対応出来るようにしています。
駐車場は通常15~16台、縦列も含めると20台収容でき、他店には絶対まねが出来ない部分です。お店にとっては、団体のお客様はありがたいお客様です。何せ、団体客は予約になりますから、前もって材料の手配が出来、仕込みも楽ですし売り上げも計算出来ます。
居酒屋は地域密着型の商売です。
商圏は徒歩で7~8分、距離で500~600m位と言われます。そのため立地選びが最も重要と言われる所以なのです。繁華街・ビジネス街なら飲食する方や会合・接待する機会が多い所ですから人気がありますが、沖縄ではいたる所に居酒屋が見られます。もし立地が住宅街なら、その地域の方に気に入って貰わなければ成り立ちません。ところが駐車場があると、上記の商圏範囲は格段に広がり、2~3km位にも広がります。
団体のお客様は通常何らかの名目の会合があって、休日の前日、金・土に集中して来店されますが、それは週末ばかりとは限りません。平日にも頻繁にあるのです。
団体のお客様は所属人数が多い組織体から発生します。当店舗一帯であれば、小禄南小学校・宇栄原小学校・境原中学校・小禄中学・小禄高校・小禄病院等、その他銀行・会社等は、団体客の営業・集客の可能性に満ちた団体と言えましょう。お店の席数と駐車場台数が抜群なので、徒歩では距離がある団体にも、ドンドン営業が掛けられます。
当店舗は空店舗・スケルトン状態から造作設備し、複数回の改装も含めて約3,000万円は掛けています。
現オーナーとしては、これだけの規模の居酒屋を多額の資金を掛けて今後造るのは、非常に難しいと感じています。
それが、今回譲渡価格890万円⇒650万円で購入できるのだから、集客次第で、相当稼げるとも断言しています。
当店舗の特性を最大限に活かす為にも広範囲の営業が必要です。その営業努力を続けて行けば、週末に留まらず、平日でも予約で一杯になると思います。勿論、美味しい料理を提供出来て始めて言える事です。後は、誰がオーナーになるかです。
オーナーが、他社との差別化を徹底することが繁盛店への登竜門です。
当店舗で稼ぎたいオーナー・企業をお待ちしています。