飲食店の成功要件は、店舗力が70%、経営者の力が30%と言われます。
飲食店を開業する場合、まず立地・商圏を何処にするか?です。
商圏は大きく分けてオフイス街、商店街、繁華街、住宅地、ロードサイド等々に分けられますが、如何に立地にマッチした業種業態のお店を造るかが成功の別れ目になります。
「飲食店は立地さえ間違わなければ半分は成功したようなもの」と言われる位、立地が最も重要視されるべき事項と言えましょう。
次に、開業に当って自己資金を出来るだけ多く準備して如何に借入金を抑えるかでしょう。
借り入れが大きくなるほど 毎月のローンの返済額も必然的に大きくなり確実に経営を圧迫して行きます。しかし、当居抜き物件を譲渡価格がそれ程高くはないのでチャンスと言えましょう。
そして、経営の圧迫と言う見地からは「家賃」についても同じ事が言えます。
又、駐車場はあるか、有るとしたら何台分確保できるか?も立地選びの条件に加味して来ます。
当店舗の概要を述べるに、先ず、立地条件は非常に優れていると言えましょう。
何故なら当店舗は浦添市役所の真正面のテナントビルの路面店であるからです。交通量の多い道路ですから目立ちます。店舗概要は、面積15坪、家賃10万円、駐車場は店頭に3台分が専用であります。さらに、12台分が当テナントビルの共用駐車場としてビルの裏側に用意されています。
当店舗は今まで炭火焼きと串揚げ料理をメインに営業して来ました。今回店舗を譲渡する理由は、営業不振によるものではありません。従業員の確保が出来なかった事が大きな原因です。それに、もう1店舗をうるま市で開店している為、そのお店に力を入れないと行けなくなったからからです。
弊社はここ3年居抜き店舗の売手と買手をマッチングさせる仲介業務を集中的にやって来ました。飲食業はライバル店が多く、経営環境が厳しい事は誰でも一応は承知しています。
それでも飲食店をやりたくてお店を探している人は一杯いらっしゃいます。
居抜き店舗において前のオーナーが上手く行ってなかったから、次の引き継ぐオーナーが上手く行かなくなるとは限りません。その逆も当然同じ様に言えます。
飲食店が成功・繫盛店になるには諸々の条件がありますが、一言で言ってしまえば、
まず、「誰がやるか?」です。そして、同業他社と「如何に差別化出来るか?」です。
当居抜き店舗の造作設備関係はそれ程お金を掛けていません。値打のある物は殆どありません。
余り綺麗とは言えませんが、機器は揃っています。クロス張替えを始めに少して手を加えるだけで直ぐ営業軌道に乗せられるでしょう。
何故そう断言できるか?と言うと、当店舗の立地はその弱点を補って余る好立地条件だからです。地域密着型の小さな飲食店・居酒屋へ来られるお客さんは、歩いて行ける距離で美味しい食事と飲食をする為に「癒しの空間」を求めて来ます。部屋が新しいとか綺麗である事は求めてはいません。アフタファイブに来店の際に、「いらっしゃいませ!」・「お仕事ご苦労さん!」・「又お越し下さい!」等々当たり前の特別の何でもない挨拶や、何かと声を掛けて気持よくさせる事です。
当店舗は月・火・水・木・金に関係なく役所の常連客の方がいます。一方、当テナントビルには、当店舗とラーメン屋さん以外は1階、2階、地下も含めて8店のスナックが入っています。そして、当店舗でも飲食して後から近隣のスナックに流れて行く方が結構いらっしゃるようです。業態は異なりますが明らかに相乗効果があります。次の方がどんな飲食店・居酒屋にするか分かりませんが、これらのスナックに刺身の盛り合わせや、焼き鳥セット等の注文を取れる事も可能性は十分あります。と言う事は、お店の売り上げがさらに挙がり経営が安定に繋がります。
当店舗は浦添市役所の真正面にあり認知度が高く目立ちますから多分早く決まると思われます。資金の足りない方でも公庫や県の創業者支援資金制度が使える可能性がありますので、ご相談下さい。 弊社は一生懸命頑張る方を応援致します。