飲食店を成功させるには先ず何と言っても立地です。その場所が店の業種に合った場所であるかと言う事です。ですから、購入者としては、当然その店舗が何処にあるのか具体的に知りたいものです。ところが、売却者側は購入者にはその場所を知らせたくても、そうはできない事情があるのです。
それには、未だ営業中のお店か、閉店済みのお店かによって異なって来ます。現在既に店を閉めているなら住所も店名も特定出来ますが、未だ営業中の店の場合はそれができません。オーナー様は、自分の店を譲渡しようとしている事を常連のお客様にはまだ知られたくありません。ですから、殆どのオーナー様はお店が特定出来る住所や店舗外観は掲載しないように注文して来ます。当店舗のオーナー様も全く同様な意見でしたが、沖縄市役所の近くでしゃれたカフェと言ったら当店舗である事が容易に分かってしまいます。しかしこればかりは仕方無いような気がします。
当店舗の概況は、店舗面積は21坪で総席数は22席、家賃は5万円 駐車場はありません。
50.000円÷21坪=2.380円/坪となり、坪当たり2.380円は格安物件でしょう。家賃が安いと言う事は安定経営の恵まれた条件の一つです。専用駐車場はありません。しかし、店舗の直ぐ近くは市の駐車場がありお客さん自身が適当に考えて来てくれているそうです。駐車場は午後10時まではオープンしています。
お客さんの男女比は6対4で女性の方が多いそうで、客単価は3500円位だそうです。
当店舗は現在21坪ですが、現在倉庫として使っている部分がありその部分も利用すると更にあと5坪位増やす事が出来ます。すると、現在の総席数:22席が30席位は造れます。詳細は内覧の際お尋ね下さい。
当店舗は現在、昼間はランチカフェ、夜間はワインカフェと言うところですが、30席程確保できれば、居酒屋にして現在のソファア席をテーブル席に変えれば、12名席が二つ程取れます。
当店舗の100m以内には沖縄市役所と琉球新報の中部支社があります。週末のみならず、平日でも会合と言う名目の集まりが頻繁に行われる事でしょう。そこを捉える事ができれば、稼げるお店になれると思います。
譲渡価格350万円と言う価格は、立地、家賃、駐車場等の総合的見地から想定した価格です。しかし、価格交渉の余地が全く無いとは言えません。購入者の情熱が物を言う事でしょう。
先ずは、内覧してからです。先に買いたい!と手を上げた方から交渉権が優先されて行きます。
飲食店を開業する際、お店の購入資金を始め、改装費、運転資金等々予想以外にも結構お金が掛かって来ます。ですから、殆どの方が公庫や銀行からの融資を利用しています。
現在、政府の政策方針もあり金利も安く融資条件も大分緩やかになっていて非常に借り易くなっています。詳しくは弊社までお気軽に御相談下さいませ。