お店を売りたいと考えたときに思い出してほしいこと

店を高く売るには

新しくお店を開くには、予想以上に資金が掛かります。店を閉める要因に、開店に掛かった資金の大きさもあるのです。
ローン支払いは、当初から経営を圧迫します。何年も掛かって常連客も出来て 経営も軌道に乗るのです。

何かの事情でお店を閉める時、上手く、買い手を見つけないと、お金が何も残りません。
最悪の場合、原状復旧を要求され、解約に至るまでの家賃を支払う事になる場合もあります。

家主はお店を閉められて、家賃が入らなくなる事を心配しています。良い借り手を連れて来ると、営業譲渡にも協力的になります。

お店を閉める決心をしている方は、少しでも高く売って、再出発資金を残したいのが心情です。
その為には、営業中に居抜き物件として売り出す事です。 しかし、購入者が直ぐ見つかるとは限りません。
購入者が決まっても殆ど金融機関からの借り入れを起します。融資許可が下りるまで40日位は掛かっています。売れるまでの時間に必ず余裕を持つ事です。

開店に1,000万円も掛かって、未だ3年しか経ってないから、500万円位で売りたいと要求してくる方がおられますが、弊社の体験上、先ずこれだけの価格で買う方はいません。

居抜き店舗を探している方は、沢山います。居抜き店舗を探している方は、多少思った通りの物件でなくても、それが安く買えるから、居抜き店舗を必至に探しているのです。

居抜き店舗にも相場があり、投資額のせいぜい20~30%位です。又、開店1年の新しい店舗でも40%位で売れれば御の字です。居抜き店舗売却は、情報を発信しなければ、買手には知られません。そして、少しでも高く売るには、購入希望者を増やす事です。あらゆる広告媒体を使って売却情報を広く知らしめる事ですが、

お店を閉めたいと思った事は、昨日今日の事ではない筈です。今まで幾度も占めようか、もう少しがんばろうかと悩んで来た筈です。計画的に余裕をもって売り出せば、貴方の「居抜き物権」は、何百万円で売れたかも知れません。いや、必ず幾らかでは売れます。

買われる方にしても、居抜き店舗なら、ゼロから立ち上げるより遥かにリスクが少なく、買いたい!と思っています。
買手が現金の場合には問題は殆どありません。200万円以上になると約70~80%位の方が
公庫か銀行から借り入れをします。融資される時でも、融資が実行されるまでに約1~2ヶ月位要します。


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