お店を高く売るには

新しくお店を開くには、予想以上に資金が掛かります。店を閉める要因に、開店に掛かった資金の大きさもあるのです。ローン支払いは、当初から経営を圧迫します。何年も掛かって常連客も出来て 経営も軌道に乗るのです。

何かの事情でお店を閉める時、上手く買い手を見つけないと、お金が何も残りません。 最悪の場合原状復旧を要求され解約に至るまでの家賃を支払う事になる事もあります。

家主はお店を閉められて、家賃が入らなくなる事を心配しています。良い借り手を連れて来ると、営業譲渡にも協力的になります。お店を閉める決心をしている方は、少しでも高く売って、再出発資金を残したいのが心情です。
その為には、営業中に居抜き物件として売り出す事です。しかし、居抜き物件は購入者が直ぐ見つかるとは限りません。購入者は価格を始め、立地やどんな業種の居抜き店舗かも改装に幾ら位掛るかも当然考えます。沖縄の居抜き店舗の購入者は自己資金を十分に用意している方は少ないです。

購入が決まっても殆ど金融機関からの借り入れを起します。融資許可が下りるまで約2ケ月は掛かっています。売れるまでの時間に必ず余裕を持つ事です。

開店に1,000万円も掛かって、未だ3年しか経ってないから、500万円位で売りたいと要求してくる方がおられますが弊社の体験上、先ずこれだけの価格で買う方はいません。

居抜き店舗を探している方は、沢山います。居抜き店舗を探している方は、多少思った通りの物件でなくても、それが安く買えるから、居抜き店舗を必至に探しているのです。
居抜き店舗にも相場があり、投資額のせいぜい20~30%位です。又、開店1年の新しい店舗でも40%位で売れれば御の字です。

高く売るには、購入希望者を増やす事です。あらゆる広告媒体を使って売却情報を広く知らしめる事ですが、沖縄の居抜き店舗売却は、地元の方だけではなかなか買い手が探せません。ネット等で本土の方にも情報を発信しなければなりません。少しでも高く売るには、購入希望者を増やす事です。

店主がお店を閉めたいと思った事は、昨日今日の事ではない筈です。今まで幾度も占めようか、もう少しがんばろうかと悩んで来た筈です。計画的に余裕をもって売り出せば、貴方の居抜き店舗は、何百万円で売れたかも知れません。いや、必ず幾らかでは売れます。

買われる方にしても、居抜き店舗なら、ゼロから立ち上げるより遥かにリスクが少なく、買いたい!と思っています。買手が現金の場合には問題は殆どありません。
200万円以上になると、約70~80%位の方が、公庫か銀行の融資を利用します。
融資される時でも、融資が実行されるまでに約1~2ヶ月位要します。売却するためには、出来るだけ早くアクションを起こす事です


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